当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
タンザニア/キリマンジャロ国立公園
【場 所】
タンザニア/キリマンジャロ州
【登録範囲】
タンザニア北東部にある総面積753kuの国立公園。
【登録基準】〜自然遺産B〜
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。
タンザニア/キリマンジャロ国立公園についての解説
【キリマンジャロ国立公園】
標高5895mのキリマンジャロは、アフリカ大陸の最高峰です。75万年前の火山活動で誕生し、たび重なる噴火で溶岩層を重ねた結果、円錐形となりました。現在も火口の内側では有毒ガスや水蒸気が噴出しています。
赤道の南300kmに位置していますが、山頂は常に雪と氷河に覆われているため、古来アフリカでは神秘的な自然の記念碑とされてきました。熱帯サバンナの麓と、凍てついた山頂との間はいくつかの植物相に分かれ、植物学者にとって公園は高度別植物相分類の指標になっています。
標高3000m付近までは熱帯雨林が続き、3000以上ではヒースや草原地帯に変わっています。4000m付近は火山礫や砂に覆われた荒れ地で、4500mで氷河が見えはじめ、火口の内側は雪原です。
また、熱帯雨林には多彩な熱帯植物、ヒョウやブルーモンキーのような小〜中型の動物を中心に、多種多様な動植物が生息しています。
海外旅行に役立つもの
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