当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
タンザニア/ンゴロンゴロ自然保護区
【場 所】
タンザニア/アルーシャ州
【登録範囲】
標高1500〜3600mの高地に広がる総面積8094kuの自然保護区。
【登録基準】〜自然遺産ABC〜
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。
学術上、環境保護上価値を有する絶滅の恐れのある野生種のための自然生息域。
タンザニア/ンゴロンゴロ自然保護区についての解説
【ンゴロンゴロ自然保護区】
タンザニア北部のンゴロンゴロ自然保護区は、火山活動の結果生まれた、面積250kuのクレーターを中心に広がっています。
約2万5000頭の動物が暮らし、その周辺でマサイ族が放牧を営むこの場所は、人間と動物が共存する、東アフリカ唯一の場所です。
また、「アフリカ自然保護区の至宝」と呼ばれるこの地は、東アフリカの動植物の生態を間近で観察できる場所として、非常に貴重であり、同時に絶滅の危機に瀕している動物の保護区としても重要と言えます。
海外旅行に役立つもの
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