当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
マリ共和国/バンディアガラの断崖
【場 所】
マリ共和国/モプティ地方
【登録範囲】
マリ中央部に位置する、約200kmにわたって続く断崖を含む、面積3500〜4000ku内。
【登録基準】〜文化遺産D自然遺産B〜【1989年登録】
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
マリ共和国/バンディアガラの断崖についての解説
【マリ共和国/バンディアガラの断崖】
ニジェール川流域のバンディアガラの断崖には、独自の神話をもつドゴン族が今も暮らしています。ドゴン族は、14世紀初頭、戦いやイスラム化から逃れるためにこの地に移り住んだのです。断崖にへばりつくように築かれた集落は、頭を北に向けて横たわる人間の形に建物が配置されています。
これは独自の天地創造の神話に基づくもので、頭にあたる村の北方には「ドグナ」と呼ばれる集会所が、南端には二つの社、両手にあたる東西には円形の家があり、床は大地、屋根は空を意味し、入り口の扉には神や祖先をあらわす彫刻が施されています。
25万人のドゴン族が他宗教に影響されず、今日まで伝統文化を受け継いでいることに大きな価値があります。
海外旅行に役立つもの
・旅の指差し会話帳 ・翻訳機 ・変換プラグ ・変圧器 ・キャリーケース ・スーツケース ・リュック デイバッグ |
▼ アフリカの世界遺産(T)関連エントリー
エジプト
ジンバブエ
ジンバブエ/ザンビア
|
マリ共和国
アルジェリア
リビア
タンザニア
モザンビーク
|
チェニジア
マラウイ
|