当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
チュニジア/ドゥッガの考古遺跡
【場 所】
チュニジア/ジェンドゥーバ県
【登録範囲】
チュニジア内陸部、総面積約70万uのドゥッガの考古遺跡。
【登録基準】〜文化遺産AB〜【1997年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
チュニジア/ドゥッガの考古遺跡についての解説
【チュニジア/ドゥッガの考古遺跡】
紀元前46年、小高い丘の上に建設され、約450年続いたローマ帝国の植民都市です。この町は、後3世紀末のディオクレティアヌス帝の時代に最盛期を迎えました。
ローマ遺跡としてはアフリカで最大規模、かつ最良の保存状態を保っているといわれ、公共広場フォロを中心に配された神殿や浴場、劇場、凱旋門などの遺構が、往時の繁栄を物語っています。
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