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韓国/石窟庵と仏国寺(ソックラムとプルグクサ)
【場 所】
韓国/慶尚北道
【登録範囲】
吐含山中(トハムサン)の石窟庵、および仏国寺。
【登録基準】〜文化遺産@C〜【1995年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
韓国/石窟庵と仏国寺(ソックラムとプルグクサ)についての解説
【韓国/石窟庵と仏国寺(ソックラムとプルグクサ)】
韓国南東部の慶州(キョンジュ)は、7世紀に朝鮮全土を支配下に治めた統一新羅(シラギ)王朝の都であり、当時の遺構が数多く残っています。仏教を積極的に擁護し、仏教文化が花開いたこの時代には、数々の名刹(メイサツ)が誕生しました。
そのなかにあって、吐含山(トハムサン)中の石窟庵(ソックラム)と仏国寺は、新羅が残した仏教芸術、及び極東の仏教芸術を代表するものであり、新新羅の仏教に対する信仰心の篤さを伝えるものとして評価が高くあります。
※統一新羅(シラギ)=676年成立。律令制度を採用する、中央集権的国家でした。
※吐含山(トハムサン)=標高475m。新羅の人々に霊山と崇められていました。
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