中国/雲岡石窟(うんこうせっくつ)
【場 所】
中国/山西省
【登録範囲】
北京の西約280km、雲岡にある石窟群を中心にした面積約3.5ku、緩衝地帯約8.5ku。
【登録基準】〜文化遺産@ABC〜【2001年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
中国/雲岡石窟(うんこうせっくつ)についての解説
【中国/雲岡石窟(うんこうせっくつ)】
武周山南麓の断崖面、全長約1kmの範囲に造営された雲岡石窟寺院群は、5世紀から6世紀の北魏を興した遊牧民の鮮卑族の人々は、皇帝を釈迦と同一視することで皇帝の権威を高めようと試み、北魏の皇帝5人を模した5体の大仏を建立しました。
さらに、それらを中心として252の石窟、5万1000体余りの仏像を岩盤に刻みました。創建当初の彩色を今も残す仏像、及び石窟群は、5世紀半ばを最盛期とする中国の初期仏教美術の傑作で、敦煌の莫高窟、龍門石窟とともに中国三大石窟の一つに数えられています。
460年頃から始まった石窟の造営は、孝文帝が洛陽に遷都したことを機に終息に向かいました。
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