中国/ラサのポタラ宮歴史地区群

当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、 多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。 国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。

中国/ラサのポタラ宮歴史地区群

【場 所】
中国/チベット自治区
【登録範囲】
ラサのポタラ宮、ジョカン寺、ノルブリンカ。
【登録基準】〜分化遺産@CE〜【1994年登録−2000年、2001年拡張登録】
人類の創造的資質を示す傑作。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に
関係するもの。

中国/ラサのポタラ宮歴史地区群についての解説

【中国/ラサのポタラ宮歴史地区群】
チベットの中枢都市ラサにあるポタラ宮は、歴代ダライ・ラマの霊廟があるチベット仏教の総本山で、チベットの政治、文化の象徴です。城塞のような建物は、内部9層、約1000部屋を有する世界最大級の宮殿建築と言われています。

 

マリポリの丘から町を睥睨するポタラ宮は、1645年に着工、ダライ・ラマ5世の時代、そして現在の姿になったのは1936年のことです。ダライ・ラマの冬の住居兼、政治、宗教の儀式の場である「白宮」、霊塔殿群がある「紅宮」などからなっています。

 

遺産はその他、チベット仏教のもっとも重要な巡礼地「ジョカン寺」、歴代ダライ・ラマの離宮「ノルブリンカ」が含まれています。「ジョカン寺」は7世紀、王の二人の后が創建したとされ、11世紀初頭に再建されました。本尊は創建時より伝わる釈迦牟尼像です。

 

「ノルブリンカ」は、1751〜1956年に建設されました。約36万uの敷地に、タクテン・ミギュ・ポタンほか数々の宮殿が点在しています。

 

 

海外旅行に役立つもの

 ・旅の指差し会話帳   ・翻訳機   ・変換プラグ   ・変圧器
 ・キャリーケース   ・スーツケース   ・リュック デイバッグ

 

 

▼ 東・東南アジアの世界遺産(T)関連エントリー


日本

中国

韓国

インド