当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
インド/マハーバリプラムの建築と彫刻群
【場 所】
インド/タミルナードゥ州
【登録範囲】
約30の遺構群を中心とする地域。
【登録基準】〜文化遺産@ABE〜【1984年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
インド/マハーバリプラムの建築と彫刻群についての解説
【インド/マハーバリプラムの建築と彫刻群】
4〜10世紀頃、南インド東沿岸を中心として栄えたパッラヴァ朝最大の港町、マハーバリプラムの岩山に残る、岩壁彫刻、石窟寺院群と切り石を積み上げて建立した石造寺院です。
なかでも、石塊を彫り出し、当時の木造建築の形を造り出した石彫寺院群「五つのラタ(山車)」や、ヒンドゥーの神話を描いた岩壁彫刻などの芸術性は高い評価があります。
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