当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
韓国/慶州(キョンジュ)の歴史地区
【場 所】
韓国/慶尚北道
【登録範囲】
総面積288Kuの歴史地区。
【登録基準】〜文化遺産AB〜【2000年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
韓国/慶州(キョンジュ)の歴史地区についての解説
【韓国/慶州(キョンジュ)の歴史地区】
慶州には、新羅の都だった3世紀頃から935年までに造られた、数多くの陵墓や王宮跡、仏教寺院が点在しています。
歴史地区は王宮地区や古墳地区など、遺跡の性質によって五つに区分されています。
7世紀に造営された天文台である瞻星台(チョムソンデ)や、王族の古墳が集中している大陵苑(テヌンウォン)地区から出土した副葬品などは、新羅の芸術や文化水準の高さを伝えています。
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