中国/雲南保護地域群の三江并流群
【場 所】
中国/雲南省
【登録範囲】
中国南西部の雲南省北部、15の保護地域からなる約1万7000ku。
【登録基準】〜自然遺産@ABC〜【2003年登録】
地球の歴史の各主要段階をあらわす優れたもの。生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。学術上、環境保護上価値を有する絶滅の恐れのある野生種のための自然生息域。
中国/雲南保護地域群の三江并流群についての解説
【中国/雲南保護地域群の三江并流群
(うんなんほごちくぐんのさんこうへいりゅうぐん)】
「三江(さんこう)」とは、雲南省北部の山岳地帯を流れる「金沙江」「瀾滄江(らんそうこう)」「怒江(どこう)」の三つの川を指しています。
それぞれの川は、長江、メコン川、サルウィン川の源流部にあたる大河で、いずれの川もチベット高原を水源としています。
「三江并流群」地域は、三つの川が交わることなく約170kmにわたって、ほぼ平行に流れている場所で、険しい山と深さ3000m級の峡谷が続く雄大な自然景観で知られています。
また、およそ5000万年前に、ユーラシア大陸とインド亜大陸が衝突して生まれた地形が見られる、地質学的に重要な場所でもあります。
中国でもっとも多様な生態系を有する地帯としても知られ、カモシカや金糸猴などの絶滅危急種も棲息しています。
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