インド/ブッダガヤの大菩提寺
【場 所】
インド/ビハール州
【登録範囲】
インド北東部にあるブッダガヤの主要寺院、約4万8000uを中心とした地域。
【登録基準】〜文化遺産@ABCE〜【2002年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
インド/ブッダガヤの大菩提寺についての解説
【インド/ブッダガヤの大菩提寺】
仏教の始祖である釈迦がこの地で悟りを開いたとされるブッダガヤは、仏教四大聖地のなかでも重要とされている場所です。
この地に残る大菩薩寺は、釈迦がその下で悟ったという菩提樹の周囲に設けられた道場を起源とする寺院で、現在の建物は5〜6世紀頃に創建されました。
13世紀に一度破壊されましたが、19世紀後半に復元され、インドの仏教美術が最盛期を迎えたグプタ朝時代の建築様式を鮮明に伝えています。
特に、仏教の保護者だったアショーカ王が釈迦に贈ったとされる金剛宝座、仏教説話を題材とした精緻な浮き彫りが施された石造の欄干は、芸術的にも高い価値があり、欄干の一部は寺院近くの考古博物館に保存されています。
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