中国/大足石刻(だいそくせっこく)
【場 所】
中国/重慶市
【登録範囲】
重慶市の西北約80kmにある大足に点在する75ヶ所の石刻群。
【登録基準】〜文化遺産@AB〜【1999年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
中国/大足石刻(だいそくせっこく)についての解説
【中国/大足石刻(だいそくせっこく)】
「大足石刻」とは、重慶市の西北に位置する大足に点在する石刻群、75ヶ所の総称です。古代インドをルーツとするこれらの石刻は、唐代末期の9世紀から南宋時代の13世紀にかけて造られたもので、現存する石刻は、石像5万体以上、石碑文10万点以上に上ります。
仏教ばかりでなく、道教、儒教という中国三大宗教の石刻がそろっている点が大きな特徴です。仏教石刻を代表するものとしては北山石刻群の「数珠手観音像(じゅずしゅかんのんぞう)」や「転輪経蔵窟(てんりんきょうぞうくつ)」、宝頂山石刻群の「釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)」などがあります。
道教を代表するものとしては南山石刻群の「三清古洞(さんしんこどう)」、儒教の石刻としては、北山に残る石碑「古文孝経碑(こもんこうきょうひ)」が貴重とされています。
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