当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
インド/ビンベットカのロック・シェルター群
【場 所】
インド/マディアヤ・プランデシュ州
【登録範囲】
21の村からなる総面積18.93ku。
【登録基準】〜文化遺産BD〜【2003年年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
インド/ビンベットカのロック・シェルター群についての解説
【インド/ビンベットカのロック・シェルター群】
デカン高原北部、ビンディヤ山脈山麓にある岩窟群です。五つの岩塊に、合計約400ものロック・シェルター(岩窟)があり、内部には壁画が残っています。
壁画の多くは、中石器時代からの有史時代の狩猟の様子、宗教儀式の光景などを描いたものです。
付近の村落には、今も壁画に描かれた風習、風俗に似た伝統文化が残っており、その関連性が注目されています。
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