当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
中国/麗江(れいこう)の旧市街
【場 所】
中国/雲南省
【登録範囲】
麗江旧市街の保護地区と、近郊にある白沙、束河の2村。
【登録基準】〜文化遺産ACD〜【1997年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
中国/麗江(れいこう)の旧市街についての解説
【中国/麗江(れいこう)の旧市街】
中国南西部の雲南省西北部、海抜2416mの高原に位置する麗江は、宋代末から元初期の13世紀後半、茶葉をはじめとする交易品の集散地として発展した町です。
瓦葺の木造家屋が軒を連ねる旧市街には、800年余りの歴史を刻んだ町並みが今も残っています。町を建設した納西族は、漢民族やチベット民族など、麗江に流入するさまざまな異文化を巧みに取り入れ、独自の文化を育みました。
旧市街に残る建造物や壁画、あるいはこの町の人々によって保存されてきた東巴(トンパ)文字や音楽、舞踊などは、納西族の文化を今に伝える遺産群といえます。
麗江お町並みは、1996年の地震により大きな被害を受けましたが、住民の意向でかつての建築様式にのっとり復元されました。
海外旅行に役立つもの
・旅の指差し会話帳 ・翻訳機 ・変換プラグ ・変圧器 ・キャリーケース ・スーツケース ・リュック デイバッグ |
▼ 東・東南アジアの世界遺産(T)関連エントリー