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フランス/アミアンの大聖堂
【場 所】
フランス/ピカルディー地方
【登録範囲】
アミアンの大聖堂
【登録基準】〜文化遺産@A〜【1981年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
フランス/アミアンの大聖堂についての解説
【フランス/アミアンの大聖堂】
アミアンの大聖堂は、シャトル、ランスの規模を超えるフランス最大の大聖堂です。
さらに、均整のとれた全体の設計、内部装飾の美しさ、西正面をはじめとする外壁を埋め尽くす大理石彫刻の見事さなどから、13世紀半に全盛期を迎えたゴシック様式聖堂の最高峰と称賛されています。
アミアン大司教の命を受け建築家ロベール・ド・リュザルシュの手により建設が始まったのは、1220年で、1288年には塔以外の主要部分がほぼ完成しました。建物の規模に比して工期が短くて済んだのは、徹底した分業と流れ作業の採用により、各部材を量産することができたからです。
建物の見どころは、西正面の三つの扉口周囲を飾る彫刻群で、キリスト教の歴史や聖人伝などを表現していることから「石の百科全書」と呼ばれています。これらの彫刻群、及び工法は、その後のゴシック建築に大きな影響を与えました。
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