イタリア/ナポリの歴史地区
【場 所】
イタリア/カンパーニア州
【登録範囲】
イタリア南部、ナポリ湾に面したナポリ市内の歴史地区。
【登録基準】〜文化遺産AC〜【1995年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
イタリア/ナポリの歴史地区についての解説
【イタリア/ナポリの歴史地区】
紀元前5世紀、古代ギリシアの植民都市として建設され、地中海貿易の拠点として栄えたナポリですが、風光明媚なうえに立地が良いことが災いし、ローマ帝国やビザンティン帝国、フランスやスペインなど常に大国の支配に翻弄されてきました。
しかし、新たな支配者がもたらす文化を柔軟に受け入れたために、町には2500年の歴史を顕す多様な建造物が残りました。
前〜後7世紀に栄えた古代ギリシア・ローマ時代の地下都市遺跡をはじめ、中世、フランスの支配下で建てられたヌーヴォ城、中世以降、市民の心の拠り所であり続けた大聖堂などです。
また、王宮はスペインの支配下で権力を誇示し、スラム街の跡地に建てられたガッレリア(アーケード)は近代都市を象徴しています。
各時代の遺構や建築物が渾然一体となり、ナポリの魅力を創り上げています。
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