当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
フランス/シャンボール城
【場 所】
フランス/ペイ・ド・ラ・ロワール地方、サントル地方
【登録範囲】
シュリーからシャロンヌまで約200kmのロワール川流域。シャンボール城はロワール渓谷に数々の城が点在する中の一つです。
【登録基準】〜文化遺産@AC〜【2000年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
フランス/シャンボール城についての解説
【フランス/シャンボール城】
フランス中部を横断する全長1012kmのロワール川流域のうち、140近い城館が点在する、シュリーからシャロンヌまでの、約200kmの景観が世界遺産に登録されています。
15世紀前後を中心に、風光明媚なこの土地には、国王や貴族が競い合うかのようにフランス・ルネサンス様式の優雅な城館を建設したのです。
国王フランソワ1世の命で建造されたシャンボール城は、総敷地面積55ku、幅156m、奥行き117mの建物の中には440部屋、煙突数は365本もあり、流域最大規模のお城です。ルネサンス様式で左右対称に築かれた城は、中央の天守の周囲を回廊が取り囲んでいます。
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