フランス/アヴィニョンの歴史地区
【場 所】
フランス/プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方
【登録範囲】
アヴィニョン市街にある教皇宮殿をはじめとする歴史的建造物群。
【登録基準】〜文化遺産@AC〜【1995年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
フランス/アヴィニョンの歴史地区についての解説
【フランス/アヴィニョンの歴史地区】
アヴィニョンは、古代ローマ帝国時代の植民都市を起源とした町です。14世紀に入ると、この町は劇的な発展を見せました。68年間にわたりローマから移された教皇庁が、この町に置かれた「アヴィニョン捕囚」の時代がきっかけでした。
町には教皇庁にふさわしい壮大な建造物が次々と建てられました。そのうえ、ヨーロッパを代表とする芸術家や貴族、学者が数多く町を訪れたために、当時の芸術文化の粋がこの地に結集したのです。
そしてそれらは、町を訪れた各国の使節らによって諸外国へと伝えられていきました。特に、14世紀にイタリアで花開いた初期ルネサンス文化や、ゴシック様式の建築などがヨーロッパ各地に伝播していく過程で、アヴィニョンは大きな役割を果たしました。
世界遺産には、そうした時代の栄華を物語る数々の遺構が登録されたのです。
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