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スペイン/タラゴナの考古遺跡群
【場 所】
スペイン/カタルーニャ自治州
【登録範囲】
バルセローナの西南約110kmの海岸に位置するタラゴナ市内の劇場、円形闘技場、凱旋門、公共広場などの遺跡です。
【登録基準】〜文化遺産AB〜【2000年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
スペイン/タラゴナの考古遺跡群についての解説
【スペイン/タラゴナの考古遺跡群】
紀元前218年、古代ローマに支配されたカタルーニャ地方の都市タラゴナ(旧名タラコ)は、イベリア半島侵略の拠点になり、政治・経済の中心地として栄えました。
一部崩壊したり、地下に埋もれてしまった建物も多くありますが、前3〜前2世紀の城壁や、「悪魔の橋」の異名をもつラス・ファレラス水道橋など、古代地中海都市の模範になったローマ建築が残っています。
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