当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ギリシア/聖山アトス
【場 所】
ギリシア/ハルキディキ県
【登録範囲】
ギリシア北部アクティ半島全体。
【登録基準】〜文化遺産@ACDE 自然遺産B〜【1988年登録】
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。人類の創造的資質を示す傑作。時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
ギリシア/聖山アトスについての解説
【ギリシア/聖山アトス】
ギリシア政府より自治権を認められたギリシア正教の聖地アトス山では、山内に20の修道院や多数のスキティ(別院)が点在しています。
日没を一日の始まりである午前0時とするこの地では、現在も約1400人の修道士がビザンティン時代以来の厳格な修道生活を送っています。
また、イコンやフレスコ画など、ギリシア正教美術の宝庫とも言われています。
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