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多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
イタリア/ヴェローナの市街
【場 所】
イタリア/ヴェネト州
【登録範囲】
旧市街を含むヴェローナ中心部の約4.6ku。
【登録基準】〜文化遺産AC〜【2000年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
イタリア/ヴェローナの市街についての解説
【イタリア/ヴェローナの市街】
ヴェローナは、シェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台になった場所です。北ヨーロッパとローマを結ぶ要衝だったこの町は古代ローマをはじめ、フランク王国、ドイツなど多くの支配者の統治を受けました。
特に、デッラ・スカラ家が治めた13〜14世紀、ヴェネツィアの支配下にあった15〜18世紀に、町は黄金時代を迎えました。その歴史を通じて発展し続けたヴェローナの旧市街では、古代からルネサンス期の建築が見られます。
収容人数2万人以上を誇ったローマ時代の円形闘技場、ロマネスク様式のサン・ゼノ・マッジョーレ聖堂などの壮麗な姿は、建築文化が成熟したことを顕す好例です。また、軍事拠点でもあった為に、ローマ時代の城門、14世紀の居城カステルヴェッキオなど各時代の要塞も残っています。
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