フランス/リヨンの歴史地区
【場 所】
フランス/ローヌ・アルプ地方
【登録範囲】
リヨンの町の北西部、ソーヌ川西岸を中心とした旧市街とソーヌ、ローヌ両川に挟まれた半島部に散在する建造物群です。
【登録基準】〜文化遺産AC〜【1998年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
フランス/リヨンの歴史地区についての解説
【フランス/リヨンの歴史地区】
フランス南東部、ローヌ川とソーヌ川の合流地点にあるリヨンの町は、紀元前1世紀ローマ人により、ガリア3州と呼ばれた三つの地方の首都と定められたことを起源としている古都です。以来、2000年以上にわたり、ヨーロッパの政治、経済の重要拠点として発展してきた都市です。
中世の時代、商業を中心として発展したリヨンでは、15世紀後半より絹織物工業が急速に発展しました。また同じ頃、活版印刷技術も伝えられ、国内で最初にフランス語の本が出版されるなど、出版業の中心地にもなり、フランス・ルネサンス文化の発展に貢献しました。
現在でもリヨンには、古代ローマ時代の遺跡や12世紀に建てられた大聖堂、ルネサンス時代の邸宅や絹織物工業に関する建造物などが残っており、その長い発展の歴史を今に伝えています。
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