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多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
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ポルトガル/アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモ
【場 所】
ポルトガル/アゾレス諸島
【登録範囲】
リスボンから約1600km西方の大西洋上にある、総面積397kuのテルセイラ島南東岸に位置する町全域。
【登録基準】〜文化遺産CE〜【1983年登録】
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
ポルトガル/アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモについての解説
【ポルトガル/アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモ】
15世紀前半、ポルトガル人が到達したアゾレス諸島のテルセイラ島は、大航海時代、ヨーロッパと新大陸、アフリカ西海岸を結ぶく航海の寄港地として重要な位置を占めました。そのため、島の南東岸にあるアングラ・ド・エロイズモは、港湾都市として発展しました。
ポルトガルの植民地の都市建設に見られるように、町は直線的に区画され、海賊や列強諸国の襲撃を防ぐ要塞や、2基の塔をもつレデントール・デ・セ大聖堂など数々の宗教建造物も建てられました。
建設に450年を要した町は、1980年、11秒間続いたマグニチュード8の地震によって大打撃を受けましたが、入念な修復作業により、ほぼかつての姿を取り戻しています。
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