当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
スペイン/ドニャーナ国立公園
【場 所】
スペイン/アンダルシア自治州
【登録範囲】
大西洋に注ぐグアダルキビル川河口の三角州に広がる、総面積507、2kuの自然公園。
【登録基準】〜自然遺産ABC〜【1994年登録】
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。学術上、環境保護上価値を有する絶滅の恐れのある野生種のための自然生息域。
スペイン/ドニャーナ国立公園についての解説
【スペイン/ドニャーナ国立公園】
中世以来、人間の定住を禁じた王室の狩り場だったために、自然の原風景が残っています。
湿地、砂丘、移動砂丘、森林などは、今もなお自然形成の途上にあり、イベリアオオヤマネコなど絶滅寸前の近絶滅種を含む多様な動植物が生息しています。
ヨーロッパに棲息する水鳥のほぼ全種類360種以上が確認されているほか、毎年50万羽以上の水鳥が越冬に渡ってくるのです。
海外旅行に役立つもの
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