ギリシア/デロス島
【場 所】
ギリシア/キクラデス県
【登録範囲】
デロス島全域。
【登録基準】〜文化遺産ABCE〜【1990年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
ギリシア/デロス島についての解説
【ギリシア/デロス島】
エーゲ海のほぼ中央に浮かぶデロス島は、アポロンとその妹アルミテスの生誕地として、古代のギリシアやローマ時代に人々の信仰を集めた聖なる島です。
紀元前7世紀には、近隣のナクソス島民によって大理石のライオン像が奉納され、前5世紀以降、ドーリス式のアポロン神殿や、アルミテス神殿、劇場などが造られました。
これらは、ギリシア全土でも最大級の考古遺跡と言われています。島は国際的な自由貿易港でもあり、最盛期を迎えた前2世紀頃には、地中海全域から船主や商人など多数の人々が集まりました。
大理石のモザイク床が美しい「ヘルメスの家」などの住宅や、異国の神々を祀った神域跡など、往時の賑わいを示している遺構が残っています。
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