スペイン/サンティアゴ・デ・コンポステーラ
【場 所】
スペイン/ガリシア自治州
【登録範囲】
オブラドイロ広場やサン・ヘロニモ修道院などを含む旧市街。
【登録基準】〜文化遺産@AE〜【1985年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
スペイン/サンティアゴ・デ・コンポステーラについての解説
【スペイン/サンティアゴ・デ・コンポステーラ】
キリスト教三大巡礼地の一つです。スペインの守護聖人ヤコブを祀る大聖堂や50以上の聖堂、フェルナンド2世とイサベル一世のカトリック両王が設立した旧王立施療院(現在はパラドール)など、旧市街全体が登録されています。
9世紀初頭、聖ヤコブの遺骸が発見されたのが、この地が聖地と言われるゆえんです。その後、礼拝堂の建設や改築、さらに大聖堂建設と、歴代の王がたて続けに規模を拡大していきました。
また、巡礼者が増えると増改築が重ねられ、各時代の様式を備える壮厳な建築物となっていったのです。
創建時のロマネスク様式が見られるのは、巡礼者が最初に通る「栄光の門」です。
ドーム屋根は15世紀の建造で、17世紀にはヴァティカンのサン・ピエトロ大聖堂をモデルに主祭壇が改築されました。
チュゲリラ様式の建物正面、オブラドイロと左右二つのバロック様式の塔は18世紀半ばに造られたものです。
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