スイス/ベリンツォーナ旧市街にある三つの城、城壁と要塞

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スイス/ベリンツォーナ旧市街にある三つの城、城壁と要塞

【場 所】
スイス/ティチーノ州
【登録範囲】
ベリンツォーナにあるカステル・グランデ、カステーロ・ディ・サッソ・コルバーロの三つの城塞、ならびに防壁や塔など一連の防衛施設。
【登録基準】〜文化遺産C〜【2000年登録】
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。

スイス/ベリンツォーナ旧市街にある三つの城、城壁と要塞の解説

【スイス/ベリンツォーナ旧市街にある三つの城、城壁と要塞】
イタリアとヨーロッパを結ぶ交通の要衝だった、スイス南東部のベリンツォーナでは、紀元前一世紀に駐屯したローマ軍をはじめ、幾多の支配勢力が城塞を築きました。アルプス地域では貴重なこれら中世の城塞のなかで、三つが世界遺産に登録されています。

 

最大のカステル・グランデは、13世紀に建設されました。14世紀には丘の中腹にカステーロ・ディ・モンテベーロが建設され、二つの城塞はミラノ公園の支配下であった15世紀後半、「ムラータ」と呼ばれる防壁で結ばれました。

 

少し離れた丘の頂きに、第三の城塞カステーロ・ディ・サッソ・コルバーロが建設されたのは1480年のこと。建設期間は短く、わずか半年で完成しました。

 

 

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