当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ポルトガル/ピーコ島のブドウ園文化の景観
【場 所】
ポルトガル/アゾレス諸島
【登録範囲】
ピーコ島のブドウ果樹園を含む、総面積987万uの一帯。
【登録基準】〜文化遺産BD〜【2004年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
ポルトガル/ピーコ島のブドウ園文化の景観についての解説
【ポルトガル/ピーコ島のブドウ園文化の景観】
アゾレス諸島のピーコ島には、15世紀に最初の入植者が上陸して以来続く、ワイン用のブドウ栽培の独特な景観が広がっています。
農夫たちは、作物を風や海水から守るため内陸から海岸まで、長い石壁を直線状に何本も平行に築きました。その綺麗な景観が火山島の厳しい環境下で、優れたワインを生産するために格闘した人々の営みの証となっています。
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