イタリア/コロッセオ
【場 所】
イタリア/ローマ市内
【登録範囲】
ローマの歴史地区のコロッセオ全体
【登録基準】〜文化遺産@ABCE〜【1980年登録 1990年範囲拡大】
人類の創造的資質を示す傑作。時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
イタリア/コロッセオについての解説
【イタリア/コロッセオ】
紀元後72年に着工し、ティトウス帝の時代80年に完成した円形闘技場で、外観は4層で周囲は527m、高さ48.5mの巨大建築です。
収容人数はおよそ5万人と言われ、皇帝主催の「ムネラ(健闘士の闘い)」や「ヴェナテイオネス(猛獣狩り)」が、市民の娯楽として開催されました。
古代ローマ時代、人々はこの円形闘技場で繰り広げられた剣闘士たちの戦いに沸き、死刑執行さえもここでは見世物になり、観客を虜にしたといわれています。
現在のコロッセオは、アリーナの崩壊で動物の檻があった地下を露出していますが、建物全体としては過去の威容を保っています。
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