当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ポルトガル/アルト・ドーロのワイン生産地域
【場 所】
ポルトガル/グァルダ県
【登録範囲】
ポルトガル北部を東西に流れるドーロ川の上流域。
ブドウ畑と緩衝地帯を含む2500ku。
【登録基準】〜文化遺産BCD〜【2001年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
ポルトガル/アルト・ドーロのワイン生産地域についての解説
【ポルトガル/アルト・ドーロのワイン生産地域】
丘の斜面に階段状のブドウ畑が続く、ドーロ川上流のポートワインの産地です。
夏の気温は40℃以上、年間雨量900mmと言われるこの乾燥地帯に、良質のブドウを求めた人々が2000年にわたって築いた景観です。
白壁の農家やワイン醸造地域の特徴を示す、優れた景観として世界遺産に登録されました。
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